えびす講

浜松オフィスシステム(株)

2024年11月28日 14:34

11月20日はえびす講でした
えびす講とは、七福神の一人である恵比寿様を祀り、
商売繫盛や五穀豊穣、家内安全などを願って行われる行事です


本来、神無月は全国各地の神様が会議を行うために出雲大社へ参集して不在になり、
恵比寿様だけは留守番役として残るため、その恵比寿様にお参りしてご利益を願うという祭事がえびす講です

この恵比寿様、七福神の神様たちのリーダー的存在で、商業・漁業・農業のすべてを
司るマルチな才能を持った神様だそう

えびす講はご利益を願うだけでなく恵比寿様に一年の感謝を伝える日でもあります

遠州地方では鯛はんぺんや尾頭付きの鯛の塩焼きや野菜の煮物、さくらご飯またはお赤飯などをお供えします


醤油と酒とで炊き上げたごはんが薄い桜色に見えると言われる、
「さくらご飯」が大好きです
でも実際、桜色ではなく醤油なので薄い茶色です
残念ながらタイミングが悪く写真にさくらご飯が写っていません
すでに私のお腹の中???

静岡県西部地方の学校給食ではアルミパックでさくらご飯が出るところもあるとのこと
静岡県民のソウルフードとも呼ばれていて
しかも、一部地域では合格祈願で食べる縁起物にもなっているそうです

このさくらご飯が、時々、静岡県内にある『天神屋』さんで販売されています
今年の11/8から、さくらごはんむすびとして、おむすびの形で売られています
静岡県内の直営店31店舗にて販売されているようです

具が無い醤油味のご飯ですが、たまに食べるとこれがまた美味しいこと♪
野菜の煮物も醤油で味付けしてあるので、煮物は出来るだけ薄味で作るのがポイントです
また尾頭付きの鯛の塩焼きは、えびす講とお正月にしか食べないため、
味わって頂いてます

若い方にはあまり馴染みがない行事かもしれませんが、
このような昔からの伝統行事が末永く続いてくれたらうれしいなと思います

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